イリアスは冒険者の家系に生まれた。幼いころから冒険者ではなく、騎士になることを夢見て鍛錬に励んでいた。
師匠にも恵まれて、よい騎士になることは間違いないとされていた。また、師匠から助言で教養を高めるために書物をよく読んでいた。
　彼が14歳の時に故郷は魔神の襲撃で滅ぶこととなった。夜間且つ、急な出来事であったため何もできないまま、気付いたら街で唯一の生き残りとなっていた。彼も瀕死の重傷を負い、神の奇跡でさえも完全に体を癒すことは叶わず腕や脚に後遺症が残ってしまい、常に杖をついて歩くこととなった。
　故郷を失った彼は、残された鎧と盾、禅杖を持って、ただ1人で旅をすることとなる。自身の平穏を求めて、ただ人を救いながら行く当てもなく歩き続けているのである。

『私にできることは、もうこれだけですから･･･』

1

クイックキャスト

3

かばうⅠ

5

ガーディアン

7

魔法拡大／数／かばうⅡ(置き換え)

9

MP軽減【プリースト】

11

防具習熟A【金属鎧】